世田谷が生活者のまちであること、この場所から仕事をつくっていくこと、この場所がかつて学校であったということ、そんなコンテクストから着想を得た、 HOME（=暮らす）、WORK（=働く）、そしてHOMEWORK（=宿題）という3つのワードをキーに、これからの「暮らす」と「働く」を実践し、世田谷の生活文化をさらに豊かにしていきます。そしてわたしたちが未来の世代から課された様々な「宿題（＝社会課題）」に対して向き合い、取り組み、解決していこうという人たちが集まる場所にしたいと考えています。本施設を基点に世田谷がひとつのVILLAGEのように緩やかにつながり、未来に向けた様々な活動が生まれることを願い、たくさんの人に利用していただきたいと思います。

2004 年に廃校となった旧池尻中学校が、これまで利用されていた校舎棟だけでなく、体育館や校庭も含めた一体的な施設として生まれ変わりました。校舎棟の1階は、飲食、物販、シェアキッチンや配信スタジオなど、様々なサービスを提供する商業区画となります。2階はコワーキングスペースと、こども向けのクリエイティブラーニングスクール、3階はスモールオフィスの区画となります。体育館棟は、これまでの体育館機能に加え、本を楽しみながらゆったりと過ごせるブックラウンジや様々なスポーツコミュニティを育むスタジオが整備されます。旧池尻中学校の校庭であったエリアには、木々や芝生が植えられ、まちに開かれた広場となり、イベントなどを開催する予定です。

◯運営：方方株式会社